定理が生まれる

2020/08/27

t f B! P L

最近読んだ本の紹介です。

写真から分かる通り、ふかわりょうの伝記です。

嘘です。


「定理が生まれる」by セドリック・ヴィラーニ

フィールズ賞を受賞した数学者の日記です。

原著はフランス語で、日本語訳が出ました(かなり前ですが)


著者の専門はボルツマン方程式や関連する方程式で

物理とはかなり関連の深いテーマのはずなんですが

専門的な内容は高度過ぎてさっぱり分かりませんでした笑

でも、綴られている研究の日常は、

(中身はともかく)行動だけ見ると自分と共通する点も多く

とても楽しく読めました。


共同研究者とのメールの原文もたくさん出てくるんですが

「論文原稿の**章を改訂したのでチェックして下さい」とか

そのやり取りが、あるある過ぎて妙に共感しました笑


一般の方には全くオススメ出来ないですが笑

業界人(大学院生や研究者)には面白いんじゃないでしょうか?


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東京大学 物性研究所 (柏キャンパス) で物性物理学の理論研究をしています。 ブログは最近撮り始めた写真の公開と日記を中心につらつら書くつもりです。 ごくたまに、研究活動に関わる有益な情報を発信出来たらいいなと思っています。

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